試合名称 |
第2回タグラグビー東北大会 |
目 的 |
東北各県から参加者を募り、タグラグビーを通して、タグラグビーの普及及び地域に根ざしたラグビーの普及を目的とする。 |
主 催 |
関東ラグビーフットボール協会 |
主 管 |
山形県ラグビーフットボール協会 |
後 援 |
山形県教育委員会 (財)山形県体育協会 山形新聞 山形放送 山形テレビ テレビユー山形 さくらんぼテレビ |
開催期日 |
平成11年8月21日(日) |
会 場 |
新庄市陸上競技場 新庄市体育館(山形県新庄市東山) |
大会日程 |
・開会セレモニー (10:00〜10:15)
1 役員・選手整列完了
2 開式通告
3 開会宣言 (山形県ラグビーフットボール協会事務局長 熊谷 雅志)
4 大会会長あいさつ(山形県ラグビーフットボール協会副理事長 東海林 了)
5 講師紹介 (関東ラグビーフットボール協会 普及育成委員会
タグラグビー小委員会 副委員長 仲村 清弘 氏)
6 講師代表あいさつ
7 選手宣誓 (山形県立新庄工業高等学校 主将 眞柄 卓也)
8 閉式通告
9 役員・選手退場
・タグラグビー講習会 (10:15〜11:30)
講師 大八木淳史 氏(日本ラグビーフットボール協会 普及育成委員会 委員)
仲村 清弘 氏(関東ラグビーフットボール協会 普及育成委員会
タグラグビー小委員会 副委員長)
飯原 雅和 氏(関東ラグビーフットボール協会 普及育成委員会
タグラグビー小委員会 委員)
徳留 誠 氏(関東ラグビーフットボール協会 普及育成委員会
タグラグビー小委員会 委員)
・第2回タグラグビー東北大会 (12:00〜15:00)
・閉会セレモニー (15:00〜15:30)
1 役員・選手整列完了
2 開式通告
3 成績発表
4 表彰
5 講評
6 閉式通告
7 役員・選手退場 |
参加者数 |
●参加総数 172名
<内訳> ・大会参加者数 152名
(小学校20名 中学校42名 高校・高専56名 一般34名)
・講習会参加者数 20名 |
講習会内容 |
・ラグビーとは何か、タグラグビーの位置付け
・タグラグビーのやり方
・タグラグビーのルール
・デモンストレーション
仙台ラグビースクール×山形一中
・チーム別練習(約30分) |
大会内容 |
・トーナメント勝抜法により優勝チームを決定した。
・トーナメントは、チームの5名の合計年齢により以下のように区分した。
●オーバー75歳の部 (合計年齢75歳以上)
●オーバー60歳の部 (合計年齢60歳以上で75歳未満)
●アンダー60歳の部 (合計年齢60歳未満)
(当初、オープンの部も予定していたが、参加申込が無かったため、実施せず) |
講習会
大会結果 |
○前日20:00〜宿泊先にて、大会実施要項に合わせ細部の調整を下記の通り行った。
・講習会において、大八木氏より実技の説明を行い、その後大会事務局側で準備したタグを貸し出し、各チーム毎に練習を行わせる
・講習会の内容は、初心者を中心に行い、全体説明後、初心者グループを仲村氏、飯原氏を中心に指導していただく
・試合時間は決勝のみ7分ハーフで、その他は10分1本で行う
・選手の交代はレフリーの笛があったときのみとする
・各ブロックの決勝ゲームは観客席の一番近いコートを使用し、そのゲームのレフリーは徳留氏が務める
・大会のレフリーは務める関係者は、当日9時30分に集合し、ルール等の打ち合わせを行う。打ち合わせでは、安全性について、特に注意していただく。
・コートの数は試合用コートを3つ、体験コートを1つ作成した。体験コートは、未経験者や当日参加者などの人のために、講習会で分かりにくかったことやゲームの体験 などを行うコーナーとして設置。体験コーナーの指導は仲村氏、飯原氏、徳留氏にし ていただく。
・雨天時は、体育館で行う
○大会結果は別紙トーナメント表の通りである |
所 見 |
8月22日(日)前日までの雨も上がり、絶好のタグラグビー日和の中、参加総数152名、全22チーム参加のもと盛大に開催された。また、講師として、日本協会から大八木淳史氏、関東協会から仲村清弘氏、飯原雅和氏、徳留誠氏の4名を迎え、講習会や大会の運営等大変なご尽力を頂くと共に、大会を盛り上げるべくあらゆる面でご活躍頂いた。
大八木氏には、大会の講師としてだけでなく、参加者として、1回戦からチームに入り活躍していただき、大会を大変盛り上げていただきました。また、関東協会かた来ていただいた、仲村氏、飯原氏、徳留氏のお三方には、子供の指導や、講習会、大会運営の面で、ご協力頂き、スムーズな大会運営ができました。大変ありがとうございました。
今大会を実施するに当たり、以下の3つを大会コンセプトにした。
・初心者が参加しやすく、わかる大会
・年齢の縦断的な大会
・親子が参加できる大会
また。第1回の反省と参加者の要望から、今大会での大きな改善点は、
1)再学習できる場の設置
2)年齢区分の簡素化
3)オープンの部の充実
である。
1)については、「講習会の内容が、経験者にはわかりやすいが、未経験のものにとっては、分かりにくい」という参加者の意見が多く、今大会では、体験コートを設置し、いつでも再学習できる場を提供し、初心者でも参加しやすいようにした。
2)については、「高校生と試合がしたかった」「もっと、年齢区分の高い区分を設置して欲しい」という意見から、5つの年齢区分から、3つに減らし、未経験者や女性が参加しやすいようにオープンの部を加え、合計4区分で実施した。
3)については、オープンの部を大会要項に明記し、参加条件を、「親子を含むチームであること・選手5人の内、女性が3人以上含まれていること・選手5人の内、4人以上が15人制などのラグビーを経験したことがないこと」の一つに該当するチームが参加できることにした。
大会を通して感じられたことは、小学生・中学生の参加が昨年に比べ、20名から62名と飛躍的に増加したことがあげられる。これは、大会の開催時期を昨年より1カ月遅らせたことにより、他大会との競合が避けられたこと、また、新聞の折込広告などで、開催地でのPR活動を行ったことにより、地元の小学生の参加があったことなどがあげられる。大会の目的である「タグラグビーを通して、タグラグビーの普及及び地域に根ざしたラグビーの普及」に一歩近づいた感じである。
反省として、一つ目に参加者数が昨年より減少したことがあげられる。これは、高校生の参加が減ったことに起因するが、ラグビー未経験者や、小学生・中学生の参加が増加しており、今後のPR活動により、克服できると考える。二つ目として、マスメディアの注目度の減少があげられる。地元マスメディアの後援はいただいているものの、ニュースソースに乗りにくい状況であった。今後、より一層強力な働きかけが必要である。
大会全体を通しては、大八木氏には、大会の講師としてだけでなく、参加者として、1回戦からチームに入り活躍していただき、大会を大変盛り上げていただきました。また、関東協会かた来ていただいた、仲村氏、飯原氏、徳留氏のお三方には、子供の指導や、講習会、大会運営の面で、ご協力頂き、スムーズな大会運営ができました。大変ありがとうございました。
少ない運営者の中で、講師の方々には多大なるご負担をお掛けしましたが、成功収めることができた。これも、日本協会をはじめ、関東協会・山形県協会の方々のご協力があってのことです。
最後に、今大会の開催にあたり、ご協力頂いた方々に感謝いたします。 |