試合名称 |
第3回タグラグビー東北大会 |
目 的 |
東北各県から参加者を募り、タグラグビーを通して、タグラグビーの普及及び地域に根ざしたラグビーの普及を目的とする。 |
主 催 |
関東ラグビーフットボール協会 |
主 管 |
山形県ラグビーフットボール協会 |
後 援 |
山形県教育委員会 (財)山形県体育協会 山形新聞 山形放送 山形テレビ テレビユー山形 さくらんぼテレビ |
開催期日 |
平成12年8月20日(日) |
会 場 |
新庄市陸上競技場 新庄市体育館(山形県新庄市東山) |
大会日程 |
・開会セレモニー (10:30〜10:45)
1 役員・選手整列完了
2 開式通告
3 開会宣言 (山形県ラグビーフットボール協会副理事長 東海林 了 氏)
4 主催者代表あいさつ(関東ラグビーフットボール協会 普及育成委員会 委員
飯原 雅和 氏)
5 歓迎のことば (山形県ラグビーフットボール協会理事長 今野久仁正 氏)
6 講師紹介
7 選手宣誓 (山形県立新庄工業高等学校ラグビー部主将 佐藤 諒 君)
8 閉式通告
9 役員・選手退場
・タグラグビー講習会 (10:45〜11:30)
講師 大八木淳史 氏(日本ラグビーフットボール協会 普及育成委員会 委員)
飯原 雅和 氏(関東ラグビーフットボール協会 普及育成委員会 委員)
菊地 公明 氏(関東ラグビーフットボール協会 普及育成委員会 委員)
・第3回タグラグビー東北大会 (11:30〜15:00)
・閉会セレモニー (15:00〜15:30)
1 役員・選手整列完了
2 開式通告
3 成績発表
4 表彰
5 講評 (日本ラグビーフットボール協会 普及育成委員会 委員
大八木淳史 氏)
6 閉式通告
7 役員・選手退場
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参加者数 |
●参加総数 102名
<内訳> ・大会参加者数 72名
(小学校7名 中学校9名 高校16名 一般40名)
・講習会参加者数 30名
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講習会内容 |
・タグラグビーのやり方
・タグラグビーのルール
・デモンストレーション
新庄工業高校A×新庄工業高校B
仙台RS
・年齢別練習(約30分)
小学生・中学生(菊地公明氏) 高校生(飯原雅和氏) 一般(大八木淳史氏)
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大会内容 |
・トーナメント勝抜法により優勝チームを決定した。
・トーナメントは、チームの5名の合計年齢により以下のように区分した。
●オーバー75歳の部 (合計年齢75歳以上)
●オーバー60歳の部 (合計年齢60歳以上で75歳未満)
●アンダー60歳の部 (合計年齢60歳未満)
●オープンの部(以下の参加条件のいずれかを満たすこと)
1.親子を含むチームであること
2.選手5人の内、2人以上が15人制などのラグビーを経験したことがないこと
・ オーバー60歳の部、アンダー60歳の部、オープンの部の区分をはずした交流リーグを実施した。
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講習会
大会結果 |
○前日20:30〜宿泊先にて、大会実施要項に合わせ細部の調整を下記の通り行った。
<打ち合わせ参加者>(関東協会) 飯原雅和氏・菊地公明氏
(山形県協会)庄司洋一 ・菅原 斉
●講習会について
・ 講習会において、全体的な実技の指導を大八木氏より行い、その後大会事務局側で準備したタグを貸し出し、年齢別に分けて練習を行わせる。
・講習会の内容は、実技を中心に行う。
● 大会について
・ 大会のレフリーは、11時00分からルール等の打ち合わせを行う。(担当・菅原)
・ コートの数は試合用コートを3つ、体験コートを1つ作成し、体験コートは、未経験者や当日参加者などの人のために開放する。
・試合時間は決勝のみ7分ハーフで、その他は10分1本で行う。
・選手の交代はレフリーの笛があったときのみとする。
・各ブロックの決勝ゲームのレフリーは大八木氏が務める。
・雨天でもグラウンドで実施する。
○大会結果は別紙トーナメント表の通りである |
所 見 |
大会当日は、天候に恵まれ、絶好のタグラグビー日和の中、参加総数102名、全14チーム参加のもとに開催された。
今大会を開催するに当たり3つをコンセプトを掲げ実施した。
・初心者が参加しやすく、わかる大会
・年齢の縦断的な大会
・親子が参加できる大会
第3回大会を実施して、最も注目すべきことは年齢層の拡大である。昨年度までの大会では、小学生から40歳代までの参加であったが、今大会では、小学生から最高年齢67歳の方までの参加があり、親子の参加を飛び越え、3世代交流の大会となった。また、女性の参加も増え、オープンの部に女性だけのチームとして仙台レディース、男女混合チームとしてハカボンズGが参加し、タグラグビーの特徴である「老若男女だれでもできるタグラグビー」が大会の場で実現した。
大会コンセプトである「年齢の縦断的大会」「親子の参加できる大会」の実現と、年齢区分改正への実験的要素を含めて、オーバー75歳の部を除いた3つの年齢区分を撤廃した交流リーグを行った。大人と小学生とが一緒のグラウンドで行うため、安全性の面が心配されたが、ノンコンタクトというタグラグビーの特徴が生かされ、けがもなく実施することができた。ゲームでは、小学生が大人を翻弄する場面も多く見られ、見応えのあるゲームが展開された。また、トーナメント決勝戦前に、各チームが多くのゲームを経験することにより、スキルアップにもつながった。以上のことから、オープンリーグについて、第4回大会に向けて検討していきたい。
大会の開催時期について、前回大会から8月実施に変更し、小中学生の参加を多く見込んだが、大会参加者数は昨年よりも減少している。各種大会の日程を見ながら、参加者を多く募れる時期の検討が必要と考えられる。また、減少傾向にある理由の一つに、「だれでも参加できる大会」であることが浸透しておらず、「東北大会」という名前から来る敷居の高さを感じている指導者や初心者がいることが挙げられる。タグラグビー東北大会という大会名称を残しながら、大会の愛称などを考え親しみやすい大会にすることが課題であろう。前回大会の反省に挙げられていたマスメディアの活用については、新聞各社が大会開催について大きく取り扱ってくれたことは大きな成果と言えよう。今後も新聞やテレビなどのマスメディアとのパートナーシップを大切にしていきたい。
今大会を開催するにあたり、講師として、日本協会から大八木淳史氏、関東協会から飯原雅和氏、菊地公明氏の3名を迎え、講習会や大会の運営等大変なご尽力を頂くと共に、大会を盛り上げるために様々な面でご活躍頂きました。大八木氏には、大会の講師としてだけでなく、参加者として、1回戦からチームに入り活躍していただき、大会を大変盛り上げていただきました。また、関東協会から来ていただいた、飯原氏、菊地氏には、子供の指導、講習会、大会運営の面でご協力頂き、スムーズな大会運営をすることができました。本当にありがとうございました。
様々な面でご協力いただいた、日本協会をはじめ、関東協会、山形県協会の方々、また、地元新庄のラグビーチームの皆様に感謝いたします。
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